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引っ越しバトル2024

この春引っ越した際の家探し・インターネット・引っ越し作業・新生活についてまとめます

この春高校を卒業し、42Tokyoに入学しました。それに伴い、実家から引越しをした際の家探しやインターネット、引越し作業、新生活についてまとめます。
なお、内容の正確性については注意しておりますが、不動産や家探しの専門家ではなく、またあくまで私の場合こうなった、という体験談のため、詳細についてはご自身で信頼できる情報源をお調べいただく・連絡をしていただくようお願いいたします。

物件探し

まずは家探しです。ホームズスーモなどの不動産サイトを利用してできるだけ毎日・多くの物件をチェックしました。
家探しをしたタイミングが4月中旬週であり、すでに多くの学生が引越しを終えていたため少し厳しい状況だったと思います。

重視した点

家探しをする上で確認した条件は以下の通りです。すでに引越しを終えた高校の友人や先輩たちからアドバイスをもらい条件を組んでいきました。引越し先がこれらの条件を全て満たしているというわけではないですが、参考までに。

  • 構造
    • 鉄筋コンクリート造
      • 深夜までプログラミングをすることがあるため、隣人に迷惑をかけないように
      • 自分自身が隣人の存在を気にすることなく生活できる
      • 耐震性・断熱性が高い傾向にある
    • 2階以上
      • 日当たりが良い
      • 1階の場合、湿気や虫が気になるかもしれない
  • 設備
    • コンセント・スイッチの位置
      • 家具や家電の配置をあらかじめ考えておき、コンセントの位置を確認する
      • 自分自身の場合、本棚や棚を設置することが多いため、コンセントやスイッチが邪魔にならないかを確認した
    • 光コンセント
      • インターネット回線を引きやすいか(後述)
  • 立地
    • 最寄り駅
      • 42Tokyoへの通学が楽になるように、最寄り駅からの距離やアクセスを確認
    • 店舗
      • スーパーやコンビニ、ドラッグストア、飲食店などが近くにあると便利
      • 洗濯をコインランドリーで行う予定であったため、コインランドリーが近くにあることも確認
    • 治安
      • 治安は良い方が良い
    • 災害
  • 金銭面
    • 家賃
      • 家賃 + 管理費 + 保険料が月々の予算内に収まるか
      • 契約更新の際の費用や頻度を確認する
    • 初期条件
      • 敷金・礼金・保証金・仲介手数料と不動産会社に支払う費用が予算内に収まるか
      • 電気・ガス・インターネットに指定の会社があるか
    • 退去時
      • 退去時にかかる費用が問題なさそうか
        • たまにぼったくりがあるので、契約書をよく読む
      • 退去の際の特約や契約解除条件を確認する
        • 退去予告を何ヶ月前に出す必要があるか
        • 退去の際のクリーニング費用が定められていることがある

内見

いくつかよさそうな物件を見つけたため、ホームズを経由して担当の不動産会社に来店の申込みを行いました。残念ながらすでに契約済みか、いわく付きの物件だったようで、改めておすすめの物件をリストアップしていただくことになりました。後述するインターネット回線の条件が厳しかったようで、なかなか良い物件を見つけることができませんでしたが、数時間かけて調査していただき、その日のうちに内見まで行いました。(本当にありがとうございます…)

内見の際には部屋の様子はもちろん、立地や周辺の治安、ゴミ捨て場や共用部の様子、騒音、ニオイ、汚れの確認なども行いました。家具・家電を選定する際に部屋の各所の長さやスイッチの高さ、コンセントの位置、窓のサイズ等は重要になってきますから、メジャーを持参してメモしておくと良いと思います。また、念のため携帯の電波がきちんと入るかどうかの確認も行ないました。

契約

内見の結果、この物件が良さそうということで契約を結ぶことにしました。

契約には年収等の審査を通す必要があるそうで、念のため母の名義で契約を行うことにしました。(実際のところ、大学生で親が扶養している場合であれば審査は通ることが多いそうです。ただ、私は42Tokyoの生徒であって大学生ではなく1、42Tokyoってなんやねん?とちょっと怪しまれていたというのもあり母の名義にしました。所属機関による信用を実感しました。42Tokyoもっと有名になってくれ。)

無事に審査も通り、契約書類の確認をしっかりとしたのち、本契約に至りました。この際身分証明書や収入を証明できるもの、印鑑の提出が必要になります。
ということで家探しは終了しました。

ライフラインの契約

家の契約は終わりましたが、電気・ガス・水道等の契約をしなければまともに日常生活を送ることは難しいです。契約手続き面倒〜〜〜と思っていましたが、今回利用した不動産会社ではこれらの契約を無料で代行していただけるコンシェルジュサービスがあったため、こちらを利用させていただきました。
やったことといえば、コンシェルジュサービスの方から電話がかかってくるので、コンシェルジュの方に電気・ガスの契約する会社とプラン、開通日を伝えるだけ。結果的にほぼ負担なく入居日から電気・ガス・水道を使うことができました。なお、支払いについてはそれぞれ請求書が飛んでくるので、銀行振替やクレカ払いを自分自身で設定しました。

インターネット回線の選定

インターネットは現代の生活に欠かせない存在であり、自分自身が大変インターネットに浸かって生きているということもあって引越し先でのインターネット回線の品質にはこだわりました。

物件について

世の中には「インターネット無料」を謳う物件が多数あり、大変魅力的に感じますが、多くの場合回線速度が遅く、満足に使えないという話をよく耳にします。そこで今回は不動産会社の担当者の方に「インターネット速度にこだわりたい」「インターネット無料の物件以外を調べて欲しい」というお願いをしました。ネット上では「不動産屋はインターネット回線に詳しくないから気をつけろ!」という話をよく見ましたが、今回担当してくださった方は回線に理解のある方だったようで助かりました。ありがたい。

Note

本記事では回線事業者としてNTT東日本の「フレッツ光」を使用する前提で話を進めます

法律?で回線事業者とインターネットプロバイダが分かれておりややこしいのですが、今回は回線事業者として「フレッツ光」を選定しました。一時期SonyのNuro光が人気を博していましたが、近年Twitter上などで回線速度の低下を嘆く声を多く目にしました。このほかau光等も検討しましたが、最も主流で品質も安定しているであろうフレッツ光を選んだというわけです。

さて、集合住宅内の「フレッツ光」の配線方式(集合住宅内の共用スペース〜部屋内の回線終端装置間)は3種類存在し、この配線方式によって回線速度が大きく左右されます。一般に光配線方式が3種類のうち最も早いため、光配線方式の物件を探すことにします。それぞれの配信方式の特徴は以下の通りです。

  • 光配線方式
    • 光回線を用いる。1番速度が速いと言われる。
    • 部屋内に「光コンセント」といわれるものが設置していることが多い
    • 通信速度: 概ね1Gbps-10Gbps
  • LAN配線方式
    • LANケーブルを用いる。
    • 通信速度: 概ね100Mbps-1Gbps
  • VDSL方式
    • 電話回線に用いられるケーブルが使われている。速度が遅い。
    • 通信速度: 概ね-100Mbps

配線方式についての詳細はNTT東日本の以下のページが詳しいです。

で、各物件の配線方式が上記3種類のうちどれなのか調べたい、というのが本題です。NTT東・西日本は、各物件で利用できるフレッツ光のサービスを検索できるサイトを提供しており、これを用いることで各物件の配線方式を判断することができます。

このサイトで「フレッツ 光クロス」「フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ」に対応している(新規申し込みボタンが出ている)とでた場合、おおむね光配線方式の物件と言っていいと思われます。ただし、光配線方式には対応しているが工事が必要であるなど、「必ず、いますぐ使える状態」と言い切ることはできません。今回物件を選んだ際には、不動産会社の担当者の方から管理会社へ確認の電話をしていただきました。
また、NTTに各物件の回線状況について電話116で問い合わせることもできます。私も内見の際に回線状況や工事の必要性の有無、契約について問い合わせを行いましたが、オペレーターの方は大変お詳しく、丁寧に教えていただきました。物件を内見する際や最終決定する際には、念のため116経由でNTTに確認をとっておくのが良いのではないかと思います。(インターネット回線のことを電話で聞くのはなんでや!となるし、個人的に電話するのは苦手ですが、本当に便利なので電話して損はないかと思います。)23

Warning

繰り返しになり、くどいようですが、配線方式については管理会社や大家さん、NTT等に十分確認することが重要であると思います。

Note

光配線方式でない物件でも、光配線を引き込む工事が可能な場合があります。自分自身は工事のために大家さんや管理会社、NTTとやりとりをするのは面倒だと思い、もともと光配線方式で、工事が不要の物件を選びました。

ちなみに「フレッツ 光クロス」「フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ」の最も大きな違いは最大通信速度であり、前者が概ね10Gbps、後者が概ね1Gbpsとなっています。価格は前者が7000円程度、後者が4000円程度です。
今回は自分の利用方法では最大通信速度が10Gbpsである必要性はなく、かつルータ等の設備も10Gbpsに対応したものを購入しないと「光クロス」のメリットを活かすことができないことから、「光ネクスト マンション・ギガラインタイプ」を選択しました。

プロバイダの選定

プロバイダは地域によって品質が大きく異なるようなので、みんなのネット回線速度(みんそく) | 速度比較が出来る通信速度測定サイト等で調べたうえで選定することをおすすめします。
また、(技術的な詳細はしっかり理解していないのですが)、インターネットへの接続規格について、従来のIPv4の接続は速度が低下するため、IPv6ないしはIPv4 over IPv6による接続に対応しているプロバイダが良いようです。

今回は、@nifty光 ライフ with フレッツという光コラボのプランを選択しました。みんそくで確認した速度が問題ないこと・Ipv6に対応していること・光コラボで安く契約ができること、そして実家でniftyのプランを使っているので安心できるし、これでいいかーというノリで決めました。(あまりインターネット回線に詳しくない両親も、niftyならいいかーという感じで了承してくれました。)

契約

インターネット上から申し込んでも良いのですが、不安な点も多かったので今回は116から電話で申し込むことにしました。
電話では

  • プランは「@nifty光 ライフ with フレッツ」で、回線としては「光ネクスト マンション・ギガラインタイプ」を使用したいこと
  • 書類やONU(回線終端装置)等を実家に配送して欲しいこと
  • 請求書は引越し先に配送して欲しいこと

を伝えました。また、工事の有無や開通日等を確認しました。
契約に当たっては、本人確認のため、送られてくるメールアドレスに添付されたURLから身分証をアップロードする必要があります。それ以外は電話口で済ませることができました。
また、niftyへはNTT側が取り次いでくれるそうで、niftyとのやり取りをする必要はありませんでした。さらにONUやNTT・niftyともに書類は実家に送っていただきました。楽に契約ができ、体験としては非常によかったと思います。

開通

実家に届いたONUを引越し先まで持参し、光ケーブルとwifiルータをつなぎ、無事インターネットが開通しました。(実際は色々あったが後述)
結果としては快適なインターネットライフを送ることができています。夜の利用者が増えるタイミングにおいてYouTubeの動画の読み込みが多少遅延することがありますが、それ以外で不便を感じたということはありません。

インターネット回線周りの事項は以下のサイト様を大変参考にさせていただきました。ありがとうございます。

引っ越す

入居

入居日当日は不動産会社から鍵を受け取り

住所変更

クレジットカード

一人暮らしをする上でのおすすめ

あすけん

Google fit

良い炊飯器を買う

トラブル等

インターネットが繋がらない

風呂で異臭がする

本棚が曲がった

参考文献

参考にさせていただいた記事・書籍です。

脚注

  1. 一応放送大学の選科履修生もやっているので、大学生ではあるが説明が面倒

  2. 116にかけると、新潟や神奈川、京都などのオペーレータ・センターに自動的に割り振られます。NTT東日本管内の内容についてNTT西日本の運営するオペレーター・センターに問い合わせることは可能なようなので、オペレーター・センターの所在地について気にする必要性はなさそうでした。

  3. 光配線方式であっても工事が必要な場合などがあるそうです。

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Webフロントエンドや低レイヤー(OSや言語処理系等)が好きな18歳です。
42Tokyoでプログラミングの勉強をしています。